以前、りくを連れて遠出した時に、自宅で黒柴を飼っているという若い姉妹が「犬触ってもいいですか。」とやってきたのですが、りくを見て、「体細い、脚長い、歯白い」と言ってほめてくれました。飼い主はほとんど何もしていないのに、りくは本当に手のかからない犬です。
りくは兄と朝食を食べるのが日課になっていますが、もらったパンのかけらに耳がついていると、「ん?ちょっと硬いな。」という顔をします。一度出して噛みなおしているのを見ると、思わず「あなたの牙は何のためにあるの?」と言ってしまいます。「りくはちっちゃい弱っちい狼だな。」と兄はあきれています。