2013年3月22日金曜日

「未来について」


 私の関心事はおおかた過去に向いているのですが、未来に関してはただ一つ、「未来は明るい」と決めています。日本全国を暗い未来予想図が覆っていますが、私はそう悪いこともあるまいと思うのです。起こりうることのほとんどは、人口の減少及び年齢別人口分布の変化と国際的パワーバランスの変化によってもたらされるものでしょう。様々な不都合な変化が起こっても当たり前、マクロ的に見れば今までができすぎだったのです。ちっぽけな日本が人的資源を最大の武器としてこれまで立派にやってきたのです。人口減少はすぐにはどうしようもないのですから(そもそもそんなに悪いことなのでしょうか?)、考え方を転換する必要はありそうです。

 ミクロ的(個人的)なことはもっと単純です。今まであまり世間の動向に左右されずに過ごしてきて、バブル期も氷河期も「そんなのあったっけ」という変化に乏しい生活でしたから、私個人の生活は今後もあまり変わらないでしょう。私が国に望むことは、国民健康保険の堅持と治安の維持と通貨の安定くらいでしょうか(多すぎ?)。

 ある程度予測がつくものに対する備えは必要ですが、予測がつかないことが起こるのが未来です。「未来は明るい」と思っていた方が、そうでない場合より悪いことが起こる確率を下げられそうな気がします。日本人の悲観論は遺伝子レベルという説もありますが、であればなおさら楽観的に考えるべきでしょう。日本よりどうみても大変そうな国でも人々は明るく生きているのですから。そういえば、きゃりーぱみゅぱみゅも「マイナスなことは一切考えない」と言っていたっけ。鹿児島弁で「てげてげ」、沖縄弁で「なんくるないさ~」、福島弁なら「さすけね~」と、ゆったり構えていきたいものだと思うのです。