2015年11月30日月曜日

「部屋の模様替え」

 先日実家の片づけに再び着手する機会がありました。兄とは「捨てる」「捨てない」でしばしばけんかが勃発、うっかりしていると全て捨てられてしまうので気が抜けませんでした。すでに母が残していた布製品をだいぶ処分されてしまい、物置にあったちゃぶ台も捨てられるところだったのを死守しました。父と母の所帯はこのちゃぶ台1つから始まったと何回か聞いていたのでこれはすてられない。客間にあったテーブルも捨てるというのでやめてもらいました。兄の考えはとにかく今の時点でいらないものは捨て、必要に応じて買えばいいというものですが、私の考えは今あるものを現在の必要に応じて工夫して使うというものです。年をとると畳に座るのがつらくなるのでテーブルに椅子掛けは楽です。粗大ごみに電話までされていたところを引き取り、私は和室に絨毯を敷いて置くことにしました。今まであった座卓とちゃぶ台を並べて置くスペースもあり、こちらはベッド代わりです。やってみると快適この上ない。確かに和室にテーブルとベッドは合わないかもしれませんが、何不自由ない部屋になりました。そういえば、「何か書いたりするのは明るい部屋でやれよ。」ってお父さん言ってたな。お父さん、お母さん、ヘルベルトの写真が見える場所に置いたテーブル席に腰かけて、今これを書いています。