2015年11月5日木曜日

「パソコンに負けないもん」

 ハードディスクを交換して設定しなおし更新プログラムのインストールも終わったところで、一見うまくいったように思ったのですが、結局Windowsのアップデートに失敗していることがわかりました。修理工場に電話して話をすると、
「普通はしないのですが、それではWindowsのアップデートが済んだ状態にしてお渡ししましょう。」
とのこと。大変ありがたいお申し出でしたがそうするとまたパソコンを送り返さなければならない、つまり相当しばらく使えなくなります。それは不都合なので、なんとか電話でやり方をお聞きしやってみて、それでもダメな場合に送り返すことにしました。リカバリなのでまたまっさらな状態になるとのことですがしかたありません。

「電源を入れた瞬間にF12を乱打してください。」
に始まる指示に従ってリカバリを始めました。ポイントはまずMicrosoft Officeをインストールすること、次にインターネットにつないでコントロールパネルからWindows Updateを行うことでした。
「お客様の場合は3年も前のパソコンですから、相当長い時間がかかることが予想されます。」
パソコンの世界では3年前でももう化石のような扱いなのか。時間がかかることはすでに体験したので身に染みている・・・。私は2日がかりも覚悟しましした。

 さてコントロールパネルから入って更新のボタンを押すと197個の更新プログラムが始まりました。それから本格的に睡眠をとり夜中に見てみると、「195個の更新に成功しました。2個の更新に失敗しました。」の表示。やっぱりだめかと思いつつ、ほかの選択肢はなかったので再起動のボタンを押しました。その後プログラムの構成が始まり、なんだか目が離せないのでパソコンの傍のこたつでうとうとしながら様子を見守りました。そのうちパソコンも私と同じスリープ状態になり・・・もう一度電源を入れてみると、しばらくなにがしかの働きがあってそのうち完全にシャットダウンしました。それから恐る恐るもう一度電源を入れると今度はきちんと立ち上がりました。もう駄目だと思っていただけに、「えっ、これって全ての更新プログラムのインストールに成功したってこと?」と信じられない感じでした。メールの設定も問題なくでき、とりあえず最低限の設定は終わったかなと思っているのですが、まだ何日か使っているうちに不具合がでるかもしれません。縁起でもないですが、次回またリカバリしなければならない事態になったとしたらいったい何百の更新プログラムのインストールが必要なのか、そして私がそれに耐えられるのかどうかかは自信がありません。