今年のクリスマス・イヴは教会で「メサイア」をうたうことになりました。歌われたことのある方はおわかりでしょうが、聞きなれたメロディとは裏腹にちゃんと歌うのはかなり難しい曲です。パートごとの旋律の入ったCDを受け取り、それをICレコーダに入れていつも聴いています。難しいのはパートごとに旋律がずれるためで、だいたいずれるのだが時々一緒になるというところでしょう。詳しく知らない方には、楽譜通り歌われているのかずれているのかわからないかもしれません。
私は歌が苦手で高い声もでないのですが、かといって主旋律しか覚えられそうにないのでソプラノを歌います。前半の山場手前の、早口言葉のような掛け合いは覚えるのに相当時間がかかりましたがなんとかついていけるようになりました。他のパートにつられなくなるにはもう少し時間が必要です。最近は礼拝や祈祷会のあとに残れる人は残って皆で練習しています。牧師先生が音楽に堪能な方なので丁寧に指導してくださっています。「メサイア」のよいところは、歌っているときも歌った後もグングン力が湧いてくるところです。歌詞がほどんと「ハレルヤ」(主をほめたたえよ)なのですから。これはくせになるな~と思っています。クリスマスまであとあと一か月半、練習も佳境に入ります。