用事を済ませた帰りに、めったに行かないスーパーに自転車で寄った時のことです。途中から霧雨のような天候だったので、駐輪する時サドルにビニールをかけるかどうか少し迷いましたが、10分ほどで済みそうだったのでそのまま店に入りました。他のスーパーの駐輪場は屋根のあるところもあるのですが、ここは全くの平置きで屋根はありませんでした。
買い物が終わって自転車に戻ると、サドルにビニール袋がかけてありました。生鮮食料品などを入れる透明のビニールです。しかも、そのあたりに置かれた自転車(30台ほどもあったでしょうか)のサドル全てに同じようにビニールがかけられていたのです。
「え~、ここまでやるのか・・・」
客へのサービスであることは確かでしょう。お尻をぬらさずに自転車に乗れるのはありがたいことです。とはいえ、ちょっと複雑な気分になり、どういう事情でこのようなサービスが行われるようになったのか考えてしまいました。「自転車置き場に屋根がない。」という客からの苦情があったのか、まったく思いやりの気持ちからなのか・・・。いずれにしても行き過ぎという気もします。このくらいは個人が自分の考えで対応しないとしかたないでしょう。それにしても驚いた。最近一番びっくりした社会現象です。