2015年9月28日月曜日

「同年代の問題」

 最近、今の基準からすると十分若い芸能人が癌でなくなったり手術を受けたりということが続けて起きました。長く生きていれば二人に一人が癌になる時代ですし、驚くことではないのですが、やはり同年代ですとこたえるものがあります。これまでも知り合いや知人の姉妹で、ずいぶん早いなと思う歳で同じことがありましたが、この年頃は注意が必要な年代なのかもしれません。もう少し上の年代の方でしたが、「もう約束ができなくなってしまって・・・。」と話されているのを聞き、これは私にもわかる気がしました。予定していても当日元気とは限らない、何回かキャンセルするうち、約束するのが億劫になってくるということなのです。

 これまで病気に縁のなかった人が突然倒れるとか、健康に人一倍気を配った食生活をしていた人が急に病を発症するとか、毎年検診を受けていたのになぜといったケースも多いので、病気になるのに理由はないのだというのが本当のところかもしれません。だからというわけではありませんが、もうこのくらいの年になって許されるのならば、好きなものだけ食べたり、好きなことだけして過ごしたりしてもいいのではないかなあと思うのです。その方が免疫力も高まって病を遠ざけることになるかもしれません。今から思うと仕事というのは最大の中毒、本人が気づかなくても見る人が見れば危険な状態ということもあるに違いありません。同年代の「働き盛り」と呼ばれる世代の方には十分注意していただきたいと思います。