2015年7月13日月曜日

「長靴の復活」


 ここ数年、大雨、ゲリラ豪雨、洪水等が普通のことになりつつあります。もう日本の南半分は亜熱帯の気候なのです。そのせいかどうか、雨の日の女性のファッションに変化が起きています。
「こんな妙齢の御嬢さんが、魚釣りに行くみたいな長靴はいて街中を・・・」
と、目を丸くしたのが一昨年あたり。私はもう何十年も一目で長靴とわかる履物をもっていませんでした。福島に帰ると父の長靴があったのでりくの散歩の時に履いたりしていましたが、東京では雨でも普通の短靴か、せいぜい丈の低いブーツしか履いたことがなかったのです。
「東京で長靴履いてもいいんだ・・・・。」
力を得てさっそく膝下まであるデザイナーズブランドの長靴を履いてみました。こうなると雨が待ち遠しく梅雨の季節がうれしいくらいです。実際試してみると、大雨で小さな滝のようになっている道でもジャブジャブ歩いていけて豪快な気分になってきます。何にしても憂鬱な時期をちょっとでも楽しく過ごせるのはありがたい。やはりこれはあの歌を歌いながら歩きたいものです。
「雨 雨 ふれふれ 母さんが 蛇の目でお迎え 嬉しいな
ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン」