8月下旬、帰省して台所でガサゴソやっていると、りくが起きてきました。こちらから起こすと寝ぼけてお漏らししてしまうことがあるので、最近は自然に起きるのを待つようにしています。やって来たりくは「あ、姉ちゃんだ」と私を認めましたが、これといったリアクションはありません。「りく、今日なんか感動薄くない?」と言ってみましたが、りくの中では様々な記憶が混ざり合って、私が家にいるのが日常と思ったのかも知れません。
晴れた日にお風呂に入れた時も、さほど嫌がりませんでした。もう風呂桶に入れるのは無理なので、普段の格好のままさっと洗いましたが、りくはボーッと立ったままおとなしく洗われていて、騒ぎ出す前に終えることができました。楽と言えば楽ですが、これでいいとも思えません。
今朝は散歩していて、いつものように草地をクンクン嗅いだ後、普通に歩き出そうとしてコロッとこけました。前の右脚がカクッとなって右脇腹を地面につけるように倒れたのですが、これには本人もびっくりしたようです。幸いケガはなく、いつも通り歩き始めたので安心しましたが、傾斜のある場所でもない平地でこんなことが起きたので、私も少なからず驚きました。やはり認知的なことも含め、いろいろな面で少しずつ弱ってきているのは否定できません。そのくせ本人は「散歩大好き!」なのですから、脚でも折ったら大変です。「ゆっくり気を付けて歩かないと・・・」と、大事に至る前に気づけて良かったと思いました。