りくはますます老境に達し、先日、家庭内某重大事件が発生しました。兄の話では、朝の忙しい時に、まだ十分覚醒していない感じのりくを散歩に連れ出そうとしたら、りくはそのままお漏らししてしまったというのです。一応四つ足で立ってはいたのですが、まだ夢心地で、立ったまま悪びれずに漏らし放題・・・「あ、しまった」という様子は全くなく、優雅にやっていたそうです。兄には「絶対に叱らないで」と言っています。人間ならもう80歳なのですから、そういうことがあっても当たり前です。
私がいるときは、りくは朝5時ごろ起こしに来ますが、この時は頭がしっかり覚醒しているので、まだ失敗はありません。このところ膝痛でしんどい私よりずっとしっかりとした足取りで散歩に行き、普通通りに外でマーキングしながら用を足しています。猫はあまり水を飲まないので腎臓の病になりやすいという話を聞いたことがありますが、りくはよく水も飲み、大丈夫そうです。しかし、散歩中、マーキングというには結構盛大に用を足していることもあるので、人間同様、膀胱の貯水容量の機能低下があるかもしれません。な~に、お漏らしくらい何でもありません。「りくはボケじいになってお漏らししたっていいんだよ」と、最近よくりくに言っています。