2016年9月29日木曜日

「紅春 94」

8月下旬からなんだか毎日雨ばかりの気がしますが、夏も半ばまでは猛暑で水不足の心配をしていたほどだったなと思い出します。川にもほとんど水がなかった。今はもちろん、その頃も朝の散歩はいつも長靴でした。りくの気分で川を渡りたい時、水を気にせずざぶざぶ行けるからです。暑さのせいでりくはほぼ必ず川に行きたがりました。川床の工事が済んでいるので、家の近くだけでも渡りやすい箇所が3つもあります。そのうち2箇所を使って往復していました。

 雨の降った翌日、水が増えていてもりくは様子を見に行きます。とにかく川が好きで川の番人のようにじっと流れをみているのです。それから水の量を見定めて入っていきますが、危なそうな時は近寄らせません。一方の岸より真ん中や向こう岸の方が水量の多いところもあるし、なにしろりくは軽い。少しでも水が出ればあっという間にもっていかれてしまうでしょう。危険がなければ、なるべくりくの希望をかなえてやりました。いつもお利口さんにお留守居してくれているもの。それにしてもこのところとんと太陽をみていないような・・・秋晴れの気持ちよい日を待ち望んでいます。