2015年12月18日金曜日

「追い込み練習」

 メサイアのハレルヤ・コーラスの本番が近づいてきました。東京ではそんなに大声で練習できる機会がなく、せいぜい朝のウォーキングの時に公園に差し掛かったあたりで、少し大きめの声を出して練習できる程度です。ただ歩いている時は楽譜を見るわけにはいかないので、これでかなり曲が自分のものになってきた気がします。同じ歌詞でほぼ同じメロディなのだが微妙に違っている部分など、まだ自信がもてないところは帰ってから楽譜を見て確かめます。もう一歩のところまできているはずです。

 福島では家の立地からして思い切って声を出しても大丈夫な感じです。観客はりくなのですが、最初のころは聞いていてくれたのに、最近は「もう勘弁してください。」と言うようにすっといなくなってしまいます。りくの薄情者~。こうして自分ではりくにも飽きられるくらい練習しているつもりです。しかし、皆と合わせての練習は少ないのでこれが難点です。ありがちなのは他のパートに引きずられたり、ちょっとしたアクシデントで動揺して歌えなくなったりすること。そうならないようにするにはやはり曲全体を身体化するしかないのです。という具合に相当追い詰められた状況で練習しています。アンコール? そんな余裕あるわけないでしょ。