検診の待ち時間に手に取った雑誌に女性の疲れについての特集がありました。「疲れがとれない女性が増えている。」、「49歳~55歳は一番の難所である。」等、ごく常識的な話ではありましたが、あらためてなるほどと思ったこととして、「何かを集中してやることは疲れを増すので望ましくない。いろいろなことに気を分散して行う方がいい。」との記述もありました。集中力というのは私の中でずっとプラスの価値を持つ性質だったので、最近集中力の低下を嘆いていたのですが、これを読んで集中力がなくなるのも体の要請だったのかと思うとあきらめがつく気がしました。
もう一つ目から鱗だったのは、「疲れは気持ちを引きずることから起こる」という指摘でした。やってしまった自分の言動が気になってたびたび考えてしまう、ということがよろしくないと。そしてそれは他人の評価を気にすることから起こるとのこと、そうだったのかと思いました。
疲労回復物質として、乳酸の分解を促進し抗酸化作用をもつイミダゾールジペプチドというのがあるそうで、これは鶏の胸肉に多いとのこと。最近食べる鶏肉は、こってりしたもも肉からさっぱりした胸肉に移行していたのですが、まさかという気はしますが、これも体の要請だったとしたら人体というのはすごいものです。