2017年10月14日土曜日

「紅春 113」

りくはこの10月で11歳になりました。相変わらずおっとりとして優しく、そしてヘタレです。先日は毎月恒例のお風呂に入れる時、以前の失敗の反省からちゃんと2階に行く階段の上り口の柵を閉めて準備したところ、そのあたりでうろうろしながらしっかり両手を柵にかけて兄の助けを求めていました。このままではネジの部分がまたとれてしきり板が落下する心配があるので、現在思案中です。柴犬のよいところは適度な大きさであること。小さすぎもせず大きすぎもしない。いざという時には、さっと抱っこできるのがつよみです。ゴールデンレトリバーだったりするとそうはいきません。

 誕生日の日は朝からあいにくの雨で、できるだけ好きな散歩につきあってあげようと思っていたのに、残念でした。まあ、りくは誕生日とは知らないと思うのでよかったのですが。雨が上がってからリクエストに応じて土手の道を散歩しました。行った道を戻るのですが、「そろそろ帰ろうか」と言って歩く速度を緩めると、ちゃんと理解してくるっと向きを変えます。たまにもっと先に行きたい時は心残りのようでちょっと残念そうな顔をしますが、大人になってほぼ大体聞き分けがよくなりました。たまに、いじましく少し行っては振り返りまた帰り道を数歩歩いて振り返りなんてこともあり、そういう時は時間があれば、「そんなに行きたいなら行っていいよ」とこちらが折れることもありますが。いずれにしても、歩くスピードはちょうどいいし、散歩の仕方がわからなかった子犬時代を思い出すと感無量です。その日のご飯は豚肉を蒸してトッピングしてあげましたが、もしかするとりくは、いつも食べてる鶏肉の方が好きなのかもなあ。