2017年9月28日木曜日

「紅春 112」

9月の或る平日、ふと兄の休みが入り、「りく連れてどこか行く?」ということになりました。急にあわただしくなりましたが、用意と言ってもりくのお水、トイレ用品くらいなものです。りくもお出かけがわかったらしく興奮気味。車に乗るのは病院のことが殆どなのですが、「今日はちがうぞ」と喜んでいます。少し開いた窓から顔を出し、興味津々といった様子で外を見ています。乗っているうちに少し落ち着きも出てきたような・・・。

 行先はあづま総合運動公園方面。何度も行ってはいるが、りくを連れて行くにはよいところです。2020年のオリンピックで野球・ソフトボールの試合会場ではなかったかしら。今回は反対の端にある民家園に行き、りくと兄が外で待っている間(りくは近くの池で鯉を見て楽しんでいたとのこと)、私が見学してきました。ちゃんと見れば半日やそこらはかかるので広瀬座と旧馬場邸だけさっと見ただけですが、これは外国人にも見ていただきたい見学場所です。「東京」オリンピックがなぜ福島で・・・と、率直に不思議な気もしていたのですが、のんびりこの施設を見に来て頂くのも悪くないかなあと今は思っています。日本家屋の興味深い造りを堪能していただきたいです。この日は往復3時間弱の行楽でしたが、いい気晴らしになりました。りくも本当にうれしそうで、こちらもとても幸せな気分です。