福島教会の会堂が再建され、今後の返済見通しが立ったこともあって、かなりきつくなっていた事業所の仕事を閉めることにしました。とにかく仕入れのこまごましたものを漏らさず記入し領収書をきちんと管理したり、いつ来るかわからないネット注文に対応するような煩雑なことはももう無理だなと感じたからです。会堂再建に際して当該教会の一員として一定の務めは果たせたのではないかと思います。小規模に製作品を作って献品し、バザー等で献金していただくくらいなら税務署を通す必要はないのです。
退職して以来毎年自分で確定申告をするようになったため自宅そばにある税務署とは仲良しです。建て替えてもいいんじゃないというくらい質素な建物で、2月、3月の申告時期にはプレハブの施設が増設されるという、税金の無駄使いは許さない国税庁の強い信念を感じる施設で職員の方々がかいがいしく働いています。いつも順番札を取ろうとする前に職員が来てくれる迅速な対応ぶりです。退職後1年くらいで事業所の開業をしたこともあり、たびたび必要な用紙をもらいに行ったり、わからないことを教えてもらったりしてきましたが、本当に親切です。
12月に事業所を閉めたので今年は最後の青色申告です。年明け早々で申告時期には早すぎるのですが、もう会計作業は終わっているし必要な証明書も届いたので行ってみることにしました。必要な会計諸表と確定申告の証明書類を見た職員の方が1対1でパソコン入力に付き添ってくれ30分ほどで無事終わりました。家のパソコンからでもできるはずですが、間違いがあるといけないのでその場で見ていただけるのは安心です。行く前は気が重かったのですが、帰りは足取りも軽やかに帰宅、「あ~終わった。」と安堵しました。来年からはとても楽になりそうです。