2014年10月26日日曜日

「懲りない園芸」


 マンションの大規模修繕を機にルーフバルコニーでのガーデニングはすっぱりやめたのですが、部屋にグリーンがないのはなんとも寂しく、時々小さな鉢植えを置いていました。しかし、月の半ばを福島で過すため枯らしてしまうことが多く、思いついたのは花を水差しに鉢ごと入れ、さらにそれをジッパー付のビニール袋に入れるという方法でした。これだとビニールはすぐ曇って中が見えなくなりますが、水分は蒸発しないので家を空けた2週間の間、なんとか枯れずに持ちこたえてくれるのです。

 このことにヒントを得て、部屋にビニールの温室を置くことにしました。寒さ対策ではなく、水分保持対策の温室で、虫の心配もなくこの中で水分が循環してくれるといいなと思ったのです。50cm×70cm×125cmくらいの大きさで3段棚の製品にしましたが、結構大容量で鉢がたくさん入り大満足です。

問題は、帰省する前にあげた水で2週間もつかどうかでしたが、やってみたところ、おおむねうまくいきました。瀕死の状態のものもありましたが、これはむしろ温室の中が暑かったせいかもしれません。帰宅してすぐにベランダに出して外気を吸わせ、水をなみなみと注いでやると、「あ~、生き返った。」という植物たちの声が聴こえてくるようでした。