2021年12月6日月曜日

「紅春 193」

 

 りくの脚が弱ってきています。進行方向に対して体が斜めになって歩いたり、トイレのため踏ん張ろうとして後ろに一歩、二歩と後退して尻もちをついてしまったり・・・。左の後ろ脚をかばっているようです。朝の一周2キロ散歩は何とか行けていますが、このままではいけません。変形性膝関節症から回復した自分の体験から、大事なのは大腿四頭筋を鍛えることだとわかっています。脚を傷めない範囲で負荷をかけて歩くしかないのです。

 幸いりくは散歩が大好きです。家に帰って4時間ほど寝ると回復するらしく、行きたいだけ行かせようと出かけます。途中で動けなくなったら肩に担いで帰る覚悟です。先日、いつものコースを逆回りした時、途中にある上り階段を勢いをつけて上って行ったのですが、中程で止まってしまいました。いつもはこれが下り階段だったので気づかなかったのですが、もう全部は上れなくなっていたのです。でも、あとの数段を抱っこして上げてやると、また歩き出し、結局一周できました。

 こんなふうに歩いては寝て回復し、また歩くということを繰り返しています。三回目にまた一周できたこともあります。一日に三周は新記録。脚力はすぐにつくものではないので忍耐が要ります。問題はこれから冬本番になること、寒いのはしかたないけど、雪は降らないでほしい。積もれば滑ってひねって脚を痛める危険があるし、積もらないまでも小雪の混じった吾妻おろしはつらい。りくも最近は歳とって寒がりになったしな。