2019年6月8日土曜日

「紅春 138」

帰省してりくと散歩をした後、足を洗うためにひょいとりくを抱き上げるといつも「なんだか軽い…」という気がするのです。体重を測っているわけではないので、気のせいかもしれないのですが、私がいない間、どうもりくはあまりドッグフードを食べず、兄が鶏肉等を中心に調理してやっているようなのです。確かに私もフードにいろいろなトッピングを工夫して食べさせるのに苦労しているのですが、やはり栄養バランス的にドッグフードはとても優れているので、どうしても食べてほしいのです。

 りくには獣医師お墨付きの最高レベルのドッグフードをあげていて、購入時に他の方のレヴューを読むと、「バクバク食べます。いつもこれにしています。」とか「これは食べます。前はよく残していましたが、きれいに食べてくれるのでもうこれに決めました。」等のコメントがあるのに、りくの場合は、「おいしいトッピングしてくれたら、食べてもいいよ」という感じの態度なので、「くっ、なんでうちの犬だけ…」と、ため息が出ます。

 最近は自宅にいる時に自分が食べない脂身や鶏の皮などを冷凍しておき、帰省する時に持って帰って加熱して肉汁を取り、刻んだ肉と一緒にドッグフードにかけてやっています。これだと肉汁がドッグフードに沁み込んでいるせいか、きれいになくなるまで皿を舐めています。ドッグフードの方は高齢犬用のを買っているのに「これでいいのか?」とも思いますが、フードは食べているからとりあえずよしとします。りくの頭の中では、「姉ちゃんの帰郷=脂身の肉汁フードの食事」になっているかもしれません。実際、数日たつと、りくを抱き上げた時、「あ、重くなってきた」と感じるのです。気のせいではないと思います。