2019年6月14日金曜日

「第三次食事改革」

 私が膝の治療の通院を途中でやめたわけは、行けば必ず薬(漢方です)が処方されることにありました。医者は「そんなことはない」と言うのですが、薬を飲み始めて急に血圧が上がったという懸念を払拭できなかったのです。。おそらくそれは遺書の言う通り無関係で何か別の要因なのでしょうが、少なくとも私にはそれ以外の原因が思い当たらない以上、自分で「やめてみる」判断をしました。医者は全員にリサーチしたわけではないでしょうし、大多数の人に当てはまることでも自分に当てはまらないことは経験上たくさんあります。自分の体に関する最終責任者は自分なのですから、一昨年より20以上上がっている血圧をさすがにこのままにしてはおけません。膝とは別に持病があるのでこれ以上薬は増やしたくないし、ギリギリで止まっている血糖値もなんとかしたい…。というわけで、時々波のようにやってくる食料品と食事への関心が再燃しました。

①まずは野菜。もともと野菜はよく食べていましたが、さらに強化し、大根、ゴボウ、人参、じゃがいも、トマト、生姜、ネギは毎食、カボチャ、ブロッコリ、キャベツ、その他季節の野菜はできるだけ毎日採るのを目指すことにしました。大根などは大根おろし、トマトはジュースも活用、あとは薄味できんぴらごぼうやポテトサラダを常備食として作っておけば無理なく実行できます。ブロッコリーや季節の野菜は蒸すだけで結構おいしいですし、カボチャは時にシナモンを使った料理にします。

②大豆もしくは大豆製品。最近同じタンパク質でも、大豆には肉や魚にない働きがあるという衝撃的な事実を知りました。記憶が正しければ、大豆タンパクは組成上、筋肉を修復したり増やしたりするのに不可欠な物質に似ているので、障害となる物質が現れた時身代わりになってくれるというものでした。そのため大豆タンパクを採っていると、筋肉の修復・増強に効果があるというのです。牛乳は毎日飲んでいましたが、豆乳も非常に良いとわかりました。また最近、大人用の粉ミルクが話題になっており、ミネラル類も摂取できてよさそうではありますが、値段が張るのと人工的すぎる気がして私は試していません。その代わりスキムミルクときな粉をお湯で溶いて牛乳のように冷蔵庫で冷やし、特製ドリンクを作っています。きな粉は溶けないので沈殿しますが、冷めてからペットボトルで保存すると振って飲めます。一日500mlくらいは簡単に飲んでしまいますが、スキムミルクもきな粉も買い置きができるのでとても楽です。

 大豆はこれまでも蒸した青豆を食べていましたが、毎晩水に浸しておくのを忘れないようにして毎朝食べるようにし、また定番の豆腐、納豆も今まで通り採っています。豆腐は買い置きのできる高野豆腐もよく使います。一口サイズのものを薄味で調理し一晩冷蔵庫で冷やすと、暑くて食欲が出ない日でもあっさりおいしくいただけます。今回、油揚げやさつま揚げにも相当大豆タンパクが含まれていることを知ったので、こういうものも料理に取り入れていこうと思っています。言わずもがなのことですが、肉や魚、卵、チーズ。ヨーグルトといった乳製品は今まで通り食べています。

③主食について。もはや主食とは言えない存在の炭水化物ですが、三食中一食は蕎麦にし、ご飯の時は麦ご飯にすることにしました。蕎麦は食塩不使用のものを使い、つけ汁は薄めにします。薬味としてネギや大根おろしをふんだんに採れ、暑くなってくる季節はのど越しもよくあっさり食べられます。パンはたまにしか焼かなくなり、朝から蕎麦をゆでていたりします。麦ご飯は少しパサつく感は免れませんが、これで体調が改善するならなんでもありません。

④その他。私はフルーツ王国を自称する県で育ったので、毎日果物を食べない生活は考えられません。りんごは相当体にいいらしいので秋から冬は毎日食べますが、夏場はやむなく白濁タイプのジュースを飲んでいます。桃の話は前にもしましたが、これは魔性の食べ物。子供の頃食べ続けたせいか何がどこに効くのかわからないほど私には効く(すなわち体調が良くなる)ので、帰省した時は好きなだけ食べています。あとは年中食べられるバナナやキウイほか、イチゴ、スイカ、梨、ぶどう、みかん…何でも好きです。
 果物以外では、くるみ、アーモンドは常備し、他にはひじき、わかめ、海苔等の海藻類を1日のどこかで採るようにし、お菓子は動いて疲れた時に少し取る程度で極力控えるよう心がけています。

今年はこんな感じで食事改革を2カ月ほどやってから、定期検診に臨むつもりです。結構本気の食事改革です。