ブログでアスカちゃんの様子を注視しています。飼い主の方が初めて「ぎゃあああ」という、それまで聞いたことのない発作の悲鳴を聞いた時のことを書いていましたが、私もりくが発作を起こした時のことを思い出して、身につまされました。少し前にはあまり動かずじっとしていることが多くなったと書いていたので心配しましたが、このところ小康状態のようで走ったりできることもあるようです。動物の偉いところは、どんな状態になっても前向きなところです。決して人間のように、「もう死にたい」とか「生きていても意味がないんじゃないか」といった、後ろ向きの姿勢の動物など見たことがありません。最期の瞬間まで一生懸命生きているのです。
アスカちゃんは食欲もあり、食事の時間になると「アーたんも」とやって来て、台所の壁に寄りかかって待ち、ご飯が出ると今までと変わらずがっついています。最近は飼い主さんも悔いが残らないようにと、肉三昧の食事をふんだんに与えているようです。これはアスカちゃんが死ぬまでにやっておきたいことの一つで、他に「街カフェでお茶する」とか「一緒に写真をとる」とか「ロッちゃんと散歩する」とか目標があるようです。ロッちゃんは、アスカちゃんが好きな黒柴の男の子です。また、写真を撮っている本人は被写体と一緒の写真がないというのは盲点でした。
逆に驚いたのは、妹分のセナちゃんの調子がおかしくなっていることです。腹ペコシスターズだったのに、ご飯を残すようになったと書いてありました。これは、アスカのただならぬ様子を見ていて心配し過ぎたのでしょう。アスカが最初に発作を起こした時、セナがまとわりついて離れず、離そうとしてだっこした夫のアドさんに牙をむいたとの話もありました。セナはセナでアスカを守ろうとしているのです。心配のあまりご飯が喉を通らないということが、犬でもあるというのは驚きです。こちらも普通の状態に戻ってくれるといいなと思うばかりです。いずれにしても、家族がお互い労わりあって、病に苦しむ家族を中心に日々の生活を形成しているのはつらい出来事の中にも慰められることです。
寝る前にもう一度チェックしたら、、今朝はアスカちゃんが立てなくなってしまったこと、夕方は立てない状態でもなんとか一生懸命にご飯を食べたこと、セナちゃんはついに朝ご飯に全く手をつけなくなってしまったが、アスカちゃんが食べている様子を見て夕飯は完食したことが、なんともつらい画像とともに載っていました。それを見ながら、動物のさがに涙しました。