2016年2月17日水曜日

「温室は満室」

 アンスリュームという熱帯の植物を初めて購入したのは確か秋のお彼岸のころでした。その後、温室で様子を見てきたのですがなんと5か月になろうとしている今もほとんど変わらぬ状態で咲いています。途中、一鉢では可哀そうかなと思いもう一鉢買い足しました。温室はもともと3階建てなのですが、 2・3階をぶち抜きで丈の高いものを入れられるようにして今はそこに置いています。1階部分には一度枯れかけて復活し弱弱しいながら花を咲かせているベゴニアが数鉢おり、満室に近い状態です。

 ところが先日訪れた花屋で今まで見たことのない花を見つけてしまいました。関心がなかったからこれまで目に入らなかっただけかもしれませんが、定期的に留守する生活スタイルでも育てやすい肉厚の葉をもつ植物の存在に気付いたのです。今回買い求めたものの一つはカランコエのクイーン・モアフラワーズという花です。その名の通りカランコエにしてはかなり大きな花房がたくさんついており、色も何色かあるようですが、うちのはまるで白バラのように花が房になって咲いています。もう一つは、とげのないサボテンタイプの小さな植物です。これは多種多様なものが出ているようですが、とりあえずセダム属とクラッスラ属のミニサイズを買ってみました。花が咲くことはないのでしょうが、葉自体の先っぽが赤く色づいて花のように見えます。花屋でたくさん並んでいたところは本当にかわいかったな。

 カランコエのバラ裂きは天井から吊るしいわば中二階に、肉厚ミニの子たちは丈が短いのでいわば屋根裏部屋に配置しました。屋根裏といっても明るいので住み心地はいいはずです。様子を見て大丈夫そうなら、種類の違う子たちを増やそうと思っていますが、屋根裏以外は満室なので他の花はしばらく無理です。