老化現象なのか、気をつけなければならないと思うことが増えています。第一は、よく物をなくすこと。これは大したものでなくても結構こたえます。先日は手をすり抜けて床に落とした針がどうしても見つからず、磁石や掃除機を使っても回収できなかったのでとても気が沈みました。福島でなくてよかった、りくが怪我したりしたら大変だったと思いました。後日あり得ないほど離れたところに落ちていたのが見つかりほっとしましたが、他にも身の回りのものが突然消えたとしか思えないしかたでなくなるので、「ああ、だめだなあ」とがっくりきます。
第二に、これまでなかった勘違いや失敗をすること。先日は朝目覚めて5時だと思い、いつものように支度してウォーキングに出かけました。冬だし天気は曇りなので真っ暗なのはいつものことです。帰ってきて朝食の準備をしながらニュースを聞こうとラジオのスイッチを入れました。(このラジオはテレビも入ります。) いつもやっているはずのニュースではなくなぜか通販。別の局に変えてみてもやはり通販。ここにいたってさすがにおかしいと思い、時計を見るとなんと午前3時。携帯でも時間を確かめ、ぞっとしました。午前2時半にウォーキングに出かけていたのです。これまで三面記事に載るような事件等が深夜に起こるたび、「そんな時間帯に出歩くから事件に逢うのだ、自業自得。」と思っていたのです。その自分が丑三つ時に平気で出歩いていたとは。こんな時間に外出したのは人生で初めてです。無事でよかった。免許証を返納した時警察からもらったピーポ君の反射バンドを腕に巻いていたおかげでしょうか。でも実は、この腕バンドもつい最近失くしてしまいました。命にかかわることでなくてよかったのですが、本当にもう少ししっかりしなければと自分を戒めています。