そうこうするうち修理に3週間かかるといわれたパソコンが1週間ほどで戻ってきました。ハードディスクの交換だったのでまっさらの状態に戻っています。前回もハードディスクの交換で設定を一からやり直したのでまたあれをやるのかと思うととてもブルーです。身にしみてわかったのはパソコンは壊れるものだということです。購入した時、長期5年保証に入っておいて正解でした。今回も無料でやってもらえてありがたかったです。設定を始めていちばん厄介だったのはメールです。なにしろ全ての設定が飛んでおり、サーバのURLとかユーザーIDおよびパスワードがよくわからない。そこを何とかクリアしたとして、送信サーバ認証等の詳細設定が皆目わからない。いくつか試してダメで思いあぐねていた時、タブレットの方の設定を丸写しすればいいと気づきそれでうまくいきました。ですからタブレットがなければできなかったのではないかと思うのですが、あの時これをどうやって設定できたのか、今となっては忘却の彼方です。また次がないとも限らないので、今度はこの情報はメモに取りノートにしっかり残しました。アナログだけど一番確実です。
とりあえず必要な設定を終え、パソコンをシャットダウンして「終わった~。」と声を上げたら、パソコンには「203個の更新プログラムをインストールしています。電源を切らないでください。」の文字。パソコンに「ご苦労様です。」と礼を言って就寝しました。夜中にふと見たら、更新は終わったらしく「シャットダウンしています。」の一行のみが書かれていました。そのうち終了するのだろうと思って私は再び眠りに落ちましたが、実は問題はここからだったのです。朝になっても同じ表示のままでしたので、外出予定のあった私はそのまま外出しました。こういう時はひたすら待つことが大事です。ところが7時間後に帰宅した時、画面は真っ暗でしたが電源ランプはついたままでまだ終了できていないことがわかりました。思案のしどころです。もう10時間ほどもシャットダウンできていないのです。このパソコンは自力ではシャットダウンできないのだと私は判断しました。ハードディスクのアクセスランプが消えていることを確認し、電源ボタンを4秒押して強制終了しました。しばらくして再び立ち上げたところ、「Windows更新プログラムの構成をしています。」、ほどなくして「windows更新プログラムの構成に失敗しました。変更を元に戻しています。」の表示が現れ、これが永遠に続くかと思われました。この時点でもう電話で聞くしかないと思いましたがどこにかければいいのでしょう。これは修理に伴うトラブルなのでメーカーのサポートセンターではなく修理先にかけることにしました。若い女性が丁寧に応対してくれわかったことは、ハードディスクを交換すると購入時からの更新プログラムのインストールが始まるので、購入時からの期間が長ければ長いほど時間がかかり場合によっては2日かかるようなこともあると。それから誰かに確認に行かれその後に受けたアドバイスは、「今ハードディスクがチカチカ点滅しているのは正常に動いている状態なので、長い時間がかかってもそのままにしておいてください。」とのことでした。再び壊れたのではないとわかりほっとして、「また困った状態になったらお電話します。」と言って切りました。その後、1時間もしないうちにパソコンは無事再起動し復活したのでした。IT危機に関しては特に感じるのですが、にっちもさっちもいかず途方に暮れた時、適切なアドバイスをしてくれる人は本当に天使のように思えます。まだ一山も二山もありそうですが、わかる人に聞きながら地道に進むしかありません。