2014年12月12日金曜日

「異常なし」


 りくの病理の結果が来ました。組織診断は大変詳しい所見がいろいろ書いてありますが、「・・・一見したところ、扁平上皮癌(悪性)のような様相を呈しておりますが、細胞異型、浸潤性ともにまったく認められません。病巣は繊維性結合組織によって完全に被包されており周囲組織との境界は比較的明瞭です。以上の組織所見から、峡部角質化棘細胞腫(良性)と診断いたしました。」
へなへなと力が抜けました。ただの出来物だったのです。

 今日りくはいつものように欣喜雀躍して私を迎えました。鼻は手術したところが黒くなっていて痛々しいですが、これはりくの下毛が黒いせいで、だんだんその上に白い毛が生え始めています。血液検査の詳細も見ましたが、何一つ引っかかっていないのは初めてではないでしょうか。つまり全くの健康体なのです。麻酔が覚めるまで動物病院に留め置かれケージに入れられるとき少し鳴いたそうですが、確かにケージに入れたことは一度もないので怖かったのかも。
「りく、あんまりびっくりさせないでね。みんな心配したんだよ。」
と言いながら、今日は午後だけで3回散歩しました。