毎日なぜこんなにやることがあるのだろうと思うことがあります。朝は5時前から活動すると夜9時にはぐったりします。その間何をしているのかと聞かれるとこれといったことはないので返答に困りますが、何かしらしているのです。全てがいわゆる「仕事」ではないのですから、本来やらなくてもいいことなのですが、おそらくある程度年配の人は多くがそうでしょう、ぼんやりのんびりということはめったにありません。私は無理はしないと決めていますが、時間がもったいないと感じてしまいます。
おそらくはまだ何十年も生きるのでしょうが、こればかりは保証はない、まさに神のみぞ知ること。明日、危険薬物服用者の犠牲になるかもしれないし、富士山が噴火するかもしれない。現代のペストとも言える病の流行で人口が半分になるかもしれず、テロリストによって核爆弾のスイッチが押されるかもしれない。本当のところは誰にもわからないのです。
今日、健康で年老いることに異常なほど関心が集まっていますが、生きるのはただ長らえることが目的ではなく、何か意味ある活動をするためでしょう。家族のため、社会のために何かしら善き貢献をしたいと皆心の底で望んでいるのだと思います。