前回帰った時、りくは散歩以外ほぼ一日中寝ている状態でしたが、立ち上がったり座ったりするときに何かモゴモゴ言っています。結構つらそうに聞こえるので「どうしたの?」と尋ねていましたが、どうも筋力の低下で動作がきつくなっているようです。人間なら「よっこらしょ」とか「どっこいしょ」といった掛け声のようです。
朝方は私のところに何度も来るので、着替えようと石油ファンヒーターのスイッチを入れると、りくはズイズイとストーブの前に陣取り、発火するのを待っています。スイッチボタンを見ながら、「ここがピカピカすると、あったかいのが出てくる」とわかっているのです。老いたりといえどもりくはりく、へたれと知恵者ぶりは健在です。あ、そんなとこで寝ないでくださいよ。