2021年3月21日日曜日

「紅春 174」


  犬川柳に「足上げて おしっこした時 大歓声」というのがあり、思わず「うまい!」と思いました。ちっちゃな体がだんだん大きくなって、マーキングの必要からなのでしょう、りくの初めての時のことを思い出します。優しい女の子のような気性の子犬だったので、「おっ、りくもやはり男の子だな」と感じました。成犬になると、できるだけ高い位置にマーキングしようとがんばっていました。

 ところがこの頃はちょっとしか足を上げなくなってきたなと思っていたら、そのうち「おっとっと」というようにバランスを崩すようになりました。脚力が弱ってきて、三本足で体を支えるのが難しくなっているようです。ほんのちょっと申し訳程度に上げる時もあり、とてもマーキングにはなりません。しかし、散歩を続けていると要領がつかめるようになるのか、うまくバランスをとって片足を上げることができる時もあります。やはり無理のない程度に運動させるのが一番です。散歩すると汗ばむほどの暖かさとなってきたので、帰って来るとごくごく水を飲みます。