「りく、何だかちっちゃくなったなあ」と思います。トレードマークのしっぽは立派ですが、ずいぶんと小顔になりました。人間でいう、膝カックンも散歩中たまに起きます。しかし散歩を嫌がることはなく、いつでも催促してきます。外はりくにとって世間に触れる唯一の場所です。出れば情報収集に余念がありません。
散歩から帰っても、一度は「まだ入らない」と言う頑固さも健在です。時々「ワン」と吠えるのは、必ず犬を連れた人が通る時です。挨拶の声掛けをしているのです。よい季節になったのでできるだけ外においてあげたいのですが、15分おきくらいには「そろそろ家に入ろうか」と言って、引き綱を引くマネをしないといけません。脚を突っ張って本気で「まだ」と頑張る時はそのままにし、これを繰り返して、本人が「もう家に入ってもいいかな」という気分になった時に引いて入れるのです。りくはへそ曲がりなところがあるので、なかなか大変。でも、放っておくと疲れすぎてしまうので、この手順は省けないのです。先日は少し長く外に置いたら、お座りをしてお地蔵さん(いや、狛犬か?)のように固まったまま、目を閉じて眠っていました。すぐそばに寄っても気づかないくらいでした。「いっぱい遊んだね~。楽しかったね~」と言って、足を洗って家に入れるのに抱き上げる時、「ああ、りく軽くなったなあ」と実感します。