腎機能低下のため処方されたお薬を飲み続けて1か月たち、先日動物クリニックに行ってきました。処方された薬は米粒大の小ささなので飲ませるのが大変でしたが、肉やチーズに埋め込んで何とか与えてきました。血液検査の結果が改善されていることを期待していたのですが、全くダメでがっかり。あまっさえ体重がついに8kgになり、やや脱水気味と言うので三重のショック。
ドッグフードに鶏肉のトッピングをしていたのですが、獣医さんの話ではたんぱく質過多は腎臓にはよくないとのこと、「あとは食事療法ですね」ということで、サンプルのフードをいただきました。念のためお薬も継続、次回は二か月後です。ただ、「水を十分飲ませてください」と言われても、そりゃ無理でしょ。なるべくこまめに水を取り替えていますが、諺にもあるように、水のそばまで連れていけても飲ませることはできません。りくは必要な時には自分でちゃんと飲んでますから。
何だか重病患者を抱えたように気分が若干落ちていますが、りく自体は普段はいたって元気。本人のリクエストで毎日3~5キロくらいは歩きます。帰ってきてご飯の時、獣医さんにいただいたサンプルの療法食をあげてみました。二種類のうち一つはさほどでもありませんでしたが、もう一つはまず半分あげると、こちらが「え~」というほど勢い込んで食べ完食。何もトッピングをせずにフードを食べたのは久しぶり。カリカリという音を聞くのもここしばらくありませんでした。歯も弱ってきているので肉汁などでちょっと湿らせてからフードをあげていたからです。このサンプルは「チキン入り」と書いてあり、味付けがおいしいのかもしれません。さっそく通販サイトで1kgの小袋を注文。腎臓ケアのできるドッグフードだけで食事が澄むなら苦労はありません。りくに「早く届くといいね」と言いながら、心の中に「でもきっとこれも飽きるんだろうな」との思いがわきます。時々は前の食事も織り交ぜながら、だましだまし食べさせていくしかありません。散歩の途中、ころころ太った柴犬を見ると「いいなあ」と思ってしまいますが、あれはあれで飼い主さんにはご苦労があるのでしょう。