2019年4月6日土曜日

「切り替えの季節」

 新年度になって全てが新しくなる時です。日常生活に関わる事項でいくつか更新の手続きがあるので、3月下旬から4月にかけては帰省もできず、また、安心して外出もできません。書類が書留等で届くからです。とはいえ、全く家を空けずにいるわけにもいかず、「まだ来ないだろう」と買い物に出ている間に不在票が入ることもあり、配達者に申し訳なくなります。昨日はようやく更新のための書類を書き、区役所に提出し、一つ終わりました。

 もう一つ厄介なのはクレジットカードの更新です。これは5年ごとくらいですが、カードが何枚かあるので毎年のようにやって来ます。もう海外に行くことはないだろうし、とりあえずビザとマスターが一枚ずつあればよさそうなものですが、年齢的にも新しく作ることは出来ないので、年会費を無駄に払っても保持しています。使うのはほぼ一枚だけで、新幹線をよく使っていた頃に最適だったカードに交通系のICカード・スイカも付帯しているのでとても便利です。昔は海外でしかクレジットカードを使いませんでしたが、今は公共料金の支払いもこれにまとめ、最近は病院の支払いもクレジットで済むので、本当に楽になりました。スイカが使えない所では買い物をしないので、東京ではほぼ現金を持ち歩く必要はありません。
 問題は更新時のカードがいつまで使えるかです。例えば更新月が4月とするとそのカードは4月いっぱい使えるはずですが、新しいカードが4月初旬に届くとすると4月いっぱいは両方使えるのでしょうか。それとも新しいカードを使い始めた時点で切り替わるのでしょうか。これが気になるのはスイカが付帯しているからで、スイカに残った金額はどうもそのままでは新カードに引き継がれないらしく、別な手続きもめんどうなのでとりあえず旧カードのスイカ分を使い切ることにしました。きれいにゼロにしたつもりでほんの少し残額が出たのは、都バスは90分以内の乗り換えならICカードをっ使うと100円引きになることを失念していたためです。スイカ使い切りゲームは楽しかったのですが、ほんの少し残額が出て残念。もういいことにします。税込みでちょうど100円のものはなかなかないものです。
 もう一つ気になったのは、クレジットカード使用日と口座引き落とし日の時間差です。以前バスの予約を変更したときカードが切り替わっていたので払い戻しの手続きに窓口まで行かねばならなかった経験がありましたが、これなどは引き落としが翌月になるからだったのでしょう。今回はその経験を踏まえて、変更の可能性があり得るものは別のカードで支払いました。ところが、たぶん同様の事例があったからなのでしょう、新しく届いたカードの規約を読むと、例えば有効期限が4月と書いてあっても次回の更新時には5月まで有効とだとの記載がありました。なんだか頭が混乱しますが、とりあえず5年間は面倒なことに煩わされずに済むのがありがたいです。