先日、町内会の秋の大掃除がありました。普段なにかとお世話になっているので、帰省した時こういった行事に参加できるのはありがたいことです。りくは春と秋の大掃除の時いつも外に出しておくので、もう慣れっこでおとなしく定位置で皆の働きぶりを監督しています。作業の合間に町内の方がりくのことで声を掛けてくれます。
「ずいぶん白くなったね。いくつになったい?」
「12歳です。もう高齢だから、まつげやひげは真っ白です。」
「来たばっかりの頃は白いところなんかなかったけど。」
「そうですか。一緒に暮らしているとそれほどとは思いませんでした。」
もちろん、柴犬は裏白といってお腹側は子供の頃から白いのですが、お腹なんて見せるのはまあ飼い主に対してくらいですから、他の方がそのことを知らないのは当然です。ただ、やはり白い部分が増えているのは確かです。手足も元は足袋や白い手袋程度だったのが、だんだん白いソックスくらいになり今ではもうハイソックスくらいの長さです。これが白タイツになっても、たとえ全身白柴みたいになってもりくはりくです。長生きしてください。