朝の散歩を終えてりくを外に繋いでしばらくした時のことです。なんだか賑やかな話し声と「キャンキャン」という犬の鳴き声が聞こえたので外に出てみると、土手の上から白い犬を連れたご夫婦がりくに話しかけていました。りくも行きたそうだったので、土手の上まで連れて行き、会わせてみました。
「いつもおとなしく座ってるな~と思って」
との言葉をいただき、見れば向こうは可愛らしいトイプードル。う~ん、確かに長い間じっとお座りをしてっ世の中を眺めているというあたりは、小型の洋犬とは違うかもしれません。
相手は積極的にりくに近づいてきますが、りくは腰が引けています。ご夫婦とお話しするうち、ペリーちゃんという名の2歳の女の子とわかりました。りくはまもなく12歳だと言うと、
「え~、若い。6歳くらいかと思った」
とまたまたうれしいお言葉。そうこうするうち。だんだんりくも慣れてきてちょっと仲良くなれたかなと思います。時折ペリーちゃんは腹ばいになって手足を拡げ「大」の字になるのでびっくりしましたが、ダブルコートで暑いからなのだそうです。しかも、夏でも下毛が抜けないって、本当なら可哀そうです。りくはさすがに下毛がすっきり抜け、飼い主が言うのもなんですがとても格好良く見えます。今日は新しいお友達ができました。ペリー来航、野次馬しに行ってよかったね、りく。