お盆で帰省した子供に故郷の桃を持たせて返す親も多いので、やはり「あかつき」が人気だと思いますが、桃を前に「『まどか』かあ…」と迷った様子の人を見ると、「まどか」について講釈したくなってしまいます。「まどか」は「あかつき」から選りすぐって作られた品種で、真っ赤に色づいて実に甘く日持ちがよいという特徴があるのです。ただ、「あかつき」には独特の香りがあるのでそれをお望みならしかたありません。いずれにしても農家の努力の賜物をいつもありがたくいただいています。私はなるべく小ぶりの実がたくさん入ったものを選んで買いますが、それは食べればわかるように大きな桃は1個食べただけでお腹一杯になってしまうからです。農家が出品するので日によって商品の出され方は微妙に細部が違います。先日は、「あかつき」も「まどか」も5個入りでなんと200円(しかも内税!)。まだ家に残りがあったなあと思いつつも、桃は魔性の果物、もう理性は働きません。たくさん買って冷蔵庫に入れ保存しますが、冷やしても甘さが減じないのが最近の桃のすごいところです。
2018年8月15日水曜日
「桃三昧の夏」
桃という果物を柔らかい食べ物だと思っている方もいるようですが、産地で食べる桃は「カリッ」「シャリッ」と音がする硬いものなのです。東京でつい食べたくなって買っていつも失敗したなと思うのはそれが柔らかいからなのです。気持ち悪くて食べられない。あれは桃ではありません。というわけで、福島では好きなだけ桃を食べて帰ろうと思い、お盆を挟んで何日も私は直売所に通いました。この時期は戦闘態勢、開店5分前にはすでに30人ほど並んでいます。お盆前の土日は花祭りと称してさらに30分前から開店し、お供え用のお花を求める人でごった返します。
お盆で帰省した子供に故郷の桃を持たせて返す親も多いので、やはり「あかつき」が人気だと思いますが、桃を前に「『まどか』かあ…」と迷った様子の人を見ると、「まどか」について講釈したくなってしまいます。「まどか」は「あかつき」から選りすぐって作られた品種で、真っ赤に色づいて実に甘く日持ちがよいという特徴があるのです。ただ、「あかつき」には独特の香りがあるのでそれをお望みならしかたありません。いずれにしても農家の努力の賜物をいつもありがたくいただいています。私はなるべく小ぶりの実がたくさん入ったものを選んで買いますが、それは食べればわかるように大きな桃は1個食べただけでお腹一杯になってしまうからです。農家が出品するので日によって商品の出され方は微妙に細部が違います。先日は、「あかつき」も「まどか」も5個入りでなんと200円(しかも内税!)。まだ家に残りがあったなあと思いつつも、桃は魔性の果物、もう理性は働きません。たくさん買って冷蔵庫に入れ保存しますが、冷やしても甘さが減じないのが最近の桃のすごいところです。
お盆で帰省した子供に故郷の桃を持たせて返す親も多いので、やはり「あかつき」が人気だと思いますが、桃を前に「『まどか』かあ…」と迷った様子の人を見ると、「まどか」について講釈したくなってしまいます。「まどか」は「あかつき」から選りすぐって作られた品種で、真っ赤に色づいて実に甘く日持ちがよいという特徴があるのです。ただ、「あかつき」には独特の香りがあるのでそれをお望みならしかたありません。いずれにしても農家の努力の賜物をいつもありがたくいただいています。私はなるべく小ぶりの実がたくさん入ったものを選んで買いますが、それは食べればわかるように大きな桃は1個食べただけでお腹一杯になってしまうからです。農家が出品するので日によって商品の出され方は微妙に細部が違います。先日は、「あかつき」も「まどか」も5個入りでなんと200円(しかも内税!)。まだ家に残りがあったなあと思いつつも、桃は魔性の果物、もう理性は働きません。たくさん買って冷蔵庫に入れ保存しますが、冷やしても甘さが減じないのが最近の桃のすごいところです。