2018年7月13日金曜日

「模様替えの一日」

 先日、一日家に居られる予定の日に部屋の模様替えを行いました。来年、共同住宅のインターホンの改修計画があることと関係しているのですが、現在、部屋のインターホン通話ができる位置は本箱の陰になっているため、これはよろしくないと自覚したのです。受話器で話す分には支障はないのですが、やがて改修となるとこのままではいけない、何より担当者の一人として今後「現場確認」があるかもしれないと思ってのことです。実際、メーカーの方からの聞き取りをした時、現場確認要請があったのですが、これは別な担当者が引き受けてくれてほっとしました。うちの場合は、「そういうことは少なくとも一週間前に言っていただかないと…」という状態なのです。

 一番の問題は、このところ冬も全く使用していなかったため忘却の彼方にあったのですが、物を積み上げておく台となり果てていたこたつをどこに移動するかということでした。私の方針は、「モノを捨てない、モノを増やさない」に尽きるので、今あるものをどの部屋のどこに移動するかを考えるだけです。巻き尺を手にあちこち計測して、ここだという場所を決めたら、上に載っていた本箱の行先はすんなり決まり、あとは玉突き的に順繰り落ち着くところに落ち着きました。重いものは少しずつ動かし、たまった埃を掃除機で掃除しながら、汗を搔き搔き作業を終えました。

 やっている間に気づいたのは自分が箱フェチであることです。出るわ出るわ、製品を買った時の箱がことごとくとってあるのです。壊れ物などは分かるのですが、それ以外もたくさんあって、要するに箱は自分にとって捨て難いもの、結構好きなものなのだと気づきました。某通販会社の配達用の箱は意識して保管していました。形や大きさが揃っているので「何かに使えるな」と考えていたからです。今回の模様替えで一番気に入ったところは、本箱を向かい合わせに少し離して配置し。その上にこたつの天板を置いた場所です。大きな作業スペースができ、さらにその上に例の箱を布でくるんで板を渡してみたら、立って行うパソコン机になりました。一台は今まで通りテーブルの上にありますが、座ってばかりいるのは健康によくないと最近よく聞くので、パソコンの作業台が2か所できたのはうれしいことでした。一日で終わってよかった。あとはこのすっきりした環境を維持できればいいのですが、ちょっと油断すると物が机の面を覆ってしまうので気を付けて過ごさなければいけません。