2018年1月8日月曜日

「頭の体操」

 年が明け一週間が過ぎました。東京へ戻って、今年の事始めにパソコンに向かいました。数年前に作って放置してあったサイトのコンテンツの全面改装に手をつけることにしたのです。私の知る限り、簡単に使える無料のホームページのサイトは3つあり、これはその3つ目のものです。以前、会堂建築の支援品を扱っていた時のサイトですが、それも終了して空いていたので、昨年書いた物語を載せることにしました。ご報告が遅れましたが、昨年十月に会堂再建のための教団借入金を完済することができました。ほっとしています。これも全国の皆様から祈りによって支えていただいたおかげと、心より感謝いたします。ありがとうございました。

 久しぶりにそのサイトのファイルマネジャーを開いてみて、作成の仕方が全く分からなくなっていることに気づきました。このところまいとしやっている教養学部時代の忘年会で、昨年話題になっていたのは老親の問題でした。何かおかしいと認知症を疑い同居するようになったものの、去年出来ていたことが今年はできなくなっている・・・というような話をききましたが、これは80代の老親ではなく私の身に起きていることなのだと愕然としました。何日かかけて、少しずつ記憶を手繰り寄せるようにして思い出して行きましたが、もはや「少し前に出来ていたことが今はできない」というより、「できるはずのないことをどうして少し前にはできていたのだろう」と不思議に思えるほどの理解の遠さでした。

 「これではいけない、私の世代には介護の手は回ってこないのだ、自立して生きていかねばならぬ、足腰を鍛え、頭を鍛え、認知症だけは避けなければ・・・」と、少々焦りながら多くの時間をパソコンに向かって過ごしたので、ウォーキングと最低限の家事以外、他のことは何もする時間がありませんでした。一番困ったのはトップページの右列の表に入れる文字を上揃えにできなかったことで、いろいろ調べてこれでいいはずだというタグを入れても駄目という膠着状態が三日ほど続きました。どうも出来ない理由は、表が別な表の上に重なっているためではないかと思うのですが、修正方法がわからず、ふとトップページの右列に文字を入れるのをあきらめ、表が重なっていないサブページで試してみたらすんなり出来たのです。かけた時間が長ければ長いほど、ついそれまでのやり方に拘泥して切り替えられないものですが、或る程度のところで見切るのも大事だなと知らされました。

 これであとは簡単に進むかと思いきや、サブページに載せることにした中央列の本文と右列の引照がずれていることがわかりました。これはプレヴューと実際の見え方に差異があるため、プレヴューを見ながら作成しても実際にはうまく揃わないのが原因のようで、これではプレヴューの意味がないではないかとがっくりきました。これはこまめに実際の見え方をチェックしながら、適切に空行タグを入れて中央列と右列の段差を解消していくしかなく、気が遠くなるような話です。とはいえ、見通しは立ったのであとは根気の問題で、こつこつやれば必ずできることです。ウェブ上にいつ完成版が公開できるのかわかりませんが、とりあえず第1章だけできましたので、興味のある方は下記からどうぞ。正月早々どっと疲れました。