朝起きる、気分がよければ走りに行く、あるいは24時間営業のスーパーに買い物に行く。朝5時、まだ暗い。帰ってきて朝食をとる。パソコンをつける。これがなくてはもう何もできない。メールチェックをする。例のお方から大量のメールが来ている。一回ごとにメールアドレスを変えているようなので処置なしである。昨夜は4時間がんばったのか・・・、「誰か神様を止めてください」という題名が一か所だけ「僕じゃなくて神様を止めてください」となっている・・・、誰かが「神様じゃなくてあなたが迷惑メールをやめなさい」と返信したに違いない。あ~、刺激しちゃダメじゃんと思う。大事なメールに返信する。来月号会報の原稿も届いている、そろそろ編集作業を始めなければ・・・。やりながらサイフォンでコーヒーを入れ始める。出来上がるまで15分位かかる。コポコポと音がして部屋いっぱいに何とも言えないいい香りが広がる。上からサイフォンを覗きこんで、湯気の香ばしい匂いを楽しむ。傍から見たら怪しい光景だな。コーヒーが落ちたところで休憩にする。この時は必ずパソコンをスリープ状態にする。ふたを閉めるのが私のオンとオフのスイッチでもある。美術館に移動(自分のリビングだが)。コーヒーカップを片手にフェルメールの絵の前に立つ。うっとりする。6枚の絵の前を移動して眺める。何という静謐。幸せな気分になって、パソコンに戻ってふたを開ける。「待機状態から復帰しました」の音声が聞こえる。「休んでたのにごめんね。」と返事する。気晴らしに本でも読むかと図書館で借りてきた本をプリンターにセットする。これがないと読書もできない。文字を認識してデータ化してくれるのだ。若い作者の本を読む。某文芸誌の新人賞をとった本だが、言葉の過剰さに驚く。ここまで言語化しないと駄目なのか・・・。ちょっと疲れて気晴らしにならず、自分の仕事に戻る。調べものをして資料を作ったり、考えたことをまとめたりする。脳が糖を消費しているのを感じる。次第に消耗する。エネルギーを補わなければと思う。食事や休憩を適宜とる。睡魔が襲ってきたら昼寝もする。寝た後はいつもながら頭がすっきりして今後することが整理されている。睡眠の力はすごい。パソコンに向かい同じことを繰り返しているうちあっと言う間に夜になる。ぐったりするので床につく。そして、また朝が来る・・・。
家にいる時はこんな感じでとても忙しく疲れますが、至福を感じる時でもあります。