2025年4月18日金曜日

「リフォーム準備」

  ハードな日々が続いている。水濡れ事故の原状回復と今後の水漏れ事故予防を企図した全給水・給湯管工事のためである。先日は工事の契約書を交わした。このような大きめの契約は二十数年ぶり。どのような分野でもそうだと思うが、現代社会で一番難しいのは信頼できる人、信頼できる会社を見つけることだろう。ネットがこれだけ普及しても、これは年々一層難しくなっていると感じる。それさえ見つかれば後の苦労は報われる。今回、住宅関係の心配事を今後も相談できる相手が見つかったので、被った災い以上の収穫があった。神様のご加護としか言いようがない。

 いよいよ工期が決まり、ほぼ一か月にわたる大工事になることが分かった。始まるまでにそれほどの猶予はないこと、当初考えていた以上に大きな空間を空けねばならないことが判明し、結構焦っている。「要る」「要らない」を分ける時間がないものは、取り敢えず箱や透明な袋に入れて場所を移し、棚や引き出しを空にしていく。空いたスチール棚などは工事の及ばない場所に移動する。りくの手も借りたい状況である。実際にりくがいたら「遊べ、遊べ」と言って邪魔しに来るので、今以上に作業は遅れるのは目に見えているが・・・。それくらい時々気晴らししながらやらないともたない感じではある。

 何しろ水回りの工事なので、キッチンにある文明の利器は当面使えない。しかし、電子レンジと炊飯器、フライパンとやかん、あとは少しの食器類と水切り場さえあれば何とかなる。そう言えば、社会人になって初めて住んだ住宅の台所は狭くて、今のキッチンの三分の一もなかったなと思い出した。これでも避難生活をしている方々から見れば十分恵まれている。片づけをしていると、本当に必要な物はそんなに多くないと毎日気づく。これも神様の御恵みと思う。